10月31日からの3連休中は雨模様だったサンパウロ州。月末に降った雨でカンタレイラ、グアラピランガの両水系の10月の降水量はなんとか70ミリ台まで上がったが、「前半のあの猛暑がなければもう少しは」といったところか。ただ、この3連休は冷え込んだおかげで、海岸部が海水浴客で溢れる事態は避けられた。例年なら「死者の日」に行われるサンパウロ市での「ゾンビ・ウォーク」もコロナのパンデミックの影響で今年は開催されず、非常に静かな3連休だった。連休中の寒さが残っていて、ひと月前が信じられないような低い気温。予報だと今週は最高気温が25度まで上がらず最低気温が15度を割る日が続くとか。例年にない不思議な天候の春先だ。
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連休中のサッカーの全国選手権はサンパウロ州4強が大活躍だった。10月31日はコリンチャンスが首位インテルナシオナルに1―0で勝利。1日はサンパウロがマラカナンでフラメンゴに4―1で圧勝。サントスもバイアに3―1で快勝した。2日もパルメイラスがアトレチコ・ミネイロを3―0で寄せ付けなかった。今週はブラジル杯のベスト16第2戦も行われ、明日はコリンチャンスが前戦で苦杯を舐めたアメリカMG、サントスがセアラーと対戦する。
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3日は米国で大統領選。ブラジルのニュースもこの日は1日中、この話題で持ちきりだった。郵便投票分の開票が手間取らなければ、新聞が手元に届く頃には当選者が決まっているかもしれない。だが、トランプ氏が勝つか、バイデン氏が勝つかでボルソナロ大統領の置かれる立場もガラリと変わる。伯国としても非常に気になるところ。果たして、勝利の女神はどちらに微笑む?
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