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《ブラジル》13カ月給は6・6%減?=クリスマス消費の頼みの綱

 2020年の年末に支払われる13カ月給の合計は2億800〜1500万レアルになりそうだと11日付現地紙が報じている。
 13カ月給はブラジルにおけるボーナスで、毎年、年末に2回に分けて支払われる。1回目の支払いは雇用者によって11月30日までに行われ、2回目は12月20日までに行われるのが普通だ。
 今年の13カ月給の総額は、全国商業サービス連盟(CNC)が2億800万レアル、労組間社会経済調査・統計所(Dieese)が2億1500万レアルと予想している。

 CNCは今年の13カ月給の平均額(個人)を、前年より6・6%少ない2192・71レアルと予測している。
 Dieeseは、全国8千万人の労働者、年金生活者が得る13カ月給の平均を2458レアルと見ている。
 11月末からはブラック・フライデー、クリスマスと、大きな商機が続くが、パンデミックに加え、13カ月給も下がっていることから、売れ行きに関する市場予測は不透明なものとなっている。