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東西南北

 明日15日はいよいよ統一地方選の投票日だ。投票所に人が群がることでコロナウイルスの感染を気にする人も少なくはないだろう。だが、選挙高裁はすでに「コロナ禍を恐れることは、国民の投票義務回避の理由にはならない」との見解を示している。選挙当日、発熱その他のコロナの兆候を示すものがあって投票に行かない場合は、投票が行われてから60日以内に、医師の診断書などを持参して事由説明を行わなければならない。すごく面倒に聞こえるかもしれないが、軍事政権の頃に選挙権が奪われ、それを回復させた歴史がある国だけに、「選挙権が当たり前」と思ってはいけないということだろう。なるべく安全な方法をさがし、貴重な機会を活かすしかなさそうだ。
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 15日は選挙のため、サンパウロ市内の交通機関も通常とは違う運営を行うという。バスを運営するSPトランスによると、日曜の運営本数は通常なら平日の48%に落としているが、この日は65%まで本数を増やす。サンパウロ市地下鉄やCPTMも本数を増やし、運行ペースを上げる予定だという。サンパウロ市内の電車は休日になると、「1本逃したら、次はいつ?」と思える時も多いだけに、ありがたい配慮と言えそうだ。今年の場合は車内の混雑を避けることにも心を砕きたいところ。
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 選挙に伴い、15日はサッカーの全国選手権は行われない。その代り、今日14日に、第21節のほとんどの試合が行われる。サンパウロ州4強の試合はすべて14日で、コリンチャンスがアトレチコ・ミネイロ、サンパウロがフォルタレーザ、パルメイラスがフルミネンセ、サントスがインテルナシオナルと戦う。