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速報=サンパウロ市議は3人が再選=イビウナでササキ市長

 サンパウロ市議は日系現職4人のうち、病気治療中の大田正高サンパウロ市議(PSB)だけが落選した。55市議中、日系最多は得票数で22位のゴウラルト・ハヤシ・ロドリゴ氏(PSD)の3万1462票、33位の羽藤ジェオルジ氏(MDB)の2万5595票、続いて34位の野村アウレリオ氏(PSDB)の2万5310票の3人が当選を果たした。
 サンパウロ市近郊のモジ・ダス・クルゼス市では23市議中、日系人は3人当選した。ヴィトル・エモリ氏(PL)は2519票、ペドロ・コムラ氏(PSDB)は2339票、エドアルド・オタ(PODE)は1892票だった。
 その隣のスザノ市では、ロドリゴ・アシウチ市長が77・80%の投票を獲得して圧倒的な強さを見せて再選された。
 聖南西地区のイビウナ市長にはパウリーニョ・ササキ(PTB)が1万4014票(34・28%)で当選を決めた。
 パラー州都ベレン市では、デレガード・フェデラル・エグチ氏(Delegado Federal Eguchi、PATRIOTA)が23・06%の票を獲得して2位に入り、1位のエジルソン・ロドリゲス元市長(PSOL)の34・22%を追いかけ、2週間後の決選投票に望む。
 サンパウロ州北西部アンドラジーナ市で3度めの市長をかけて選挙運動をしていたジャミル・オノ氏(PODEMOS)は今回は敗北した。
 アルジャー市議から市長に立候補していたジューリオ・ド・カイカン氏( Julio Do Kaikan、PROS)は落選した。