サンパウロ州内陸部の高速道でトラックとバスが衝突事故を起こし、41人が死亡した。州内高速道の事故としては今年最多の死者を出す大惨事となった。25日付伯字紙が報じている。
事故が発生したのは25日午前6時50分頃、タグアイーとタクアリトゥーバの間にあるアヴァレー付近のアルフレド・デ・オリヴェイラ・カルヴァーリョ高速道の172キロ付近。この二つの車がどう衝突したかは25日午後3時現在で明らかにされておらず、依然として調査中。交通警察の話によると、事故現場となった部分の車線は複雑なものではなく、普段、事故が起きている場所ではなかったという。なお、この高速道には料金所がない。
バスには53人の乗客が乗っていた。彼らはジーンズ製造工場の労働者だったという。この事故で犠牲になった41人のうちほとんどがこのバスの乗客だ。
生存者の11人はタグアイーをはじめ4つの地区の病院に運ばれたが、輸血の必要があるという。