8日午後、サンパウロ市で強い雨が降り、各地で水害が相次いだ。16時50分の時点で市内では20カ所で冠水が起き、11の通りが通行不能となった。また、18時10分までに倒木の通報が122件も入った。被害がひどかったのは西部で、ラッパ、リモン、バラ・フンダなどで水浸しの道や大木が倒れた光景が見られた。また、CPTM8号線も部分的に運行が止まった。予報によると、ブラジル南東部に長期の雨をもたらす南太平洋収束帯(SPCZ)が形成され、来週いっぱい雨が降りやすいとか。カンタレイラ水系の水位も下がっていただけに、雨は歓迎だが、水害は最小限に収まってほしいところだ。
◎
サンパウロ州財政局は8日、今年の13カ月給の2度目の支払の期限は18日になると発表した。通常の年なら支払期限は20日だが、今年は20日が日曜日であるため、その直前の金曜日に繰り上がったもの。期日が変わったからといって支払額が上がるわけではないが、クリスマスの買い物がしやすいのはやはり週末。そのタイミングでボーナスの支払いがあるのとないのでは気分的にもだいぶ違う。コロナで苦しかった今年は特にありがたい。
◎
8日のサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第1試合。パルメイラスは敵地パラグアイでのリベルタ戦で、前半に1点を先制し、ボール支配率も62%で圧倒していたが、ちぐはぐな攻めで後半に追いつかれ、1―1で引き分けた。次戦は15日、本拠地のアリアンツ・パルケにて。気を取り直して勝ち、準決勝進出を決めたいところだ。