ペトロブラスが22日、サントス盆地のブジオスフィールド北西端で行った検査で、良質の海底油田がある事が確認されたと発表した。
良質の油田がある事が確認されたのは、ブジオスフィールドの水深5540メートル超の地点だ。ペトロブラスによると、検査結果からは、同フィールドの岩塩層下の油田は非常に期待できる事がわかるという。
検査が行われたのはリオ市から188キロの9―BUZ―48D―RJSと呼ばれる区画で、水深1850メートルの地点からボーリングを行ったという。
同フィールドは、ペトロブラスを中心とするコンソーシアムが開発、採掘を行う。ペトロブラスの出資比率は90%で、残る10%は、中国海洋石油集団有限公司(CNOOC)と中国石油天然ガス探査開発公司(CNODC)が5%ずつ出資している。CNODCは中国の主要製油会社とみなされている。(22日付アジェンシア・ブラジルより)