2021年の年頭に当たり、ブラジルにお住まいの日本人、日系人の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、国際社会が大きな困難に直面する一年でした。また、様々な国際イベント、会議等も中止、延期となってしまいました。
そんな中でも、昨年10月に海外日系人大会オンラインフォーラム2020「コロナの時代を乗り越える世界の日系人」が開催され、世界各地の日系社会の絆と力強さが再確認されたことを、喜ばしく思っております。
日本とブラジルの絆は、幾多の苦難を乗り越え、様々な分野において御活躍されてきた日本人、日系人の皆様に支えられているものです。
新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の困難に直面する中でも、新しい世代の方々も含め、皆様が日本との絆をより強固なものとし、自らのルーツである日本と、現在お暮らしの国々との間の「架け橋」として一層御活躍いただけるよう、引き続き外務省としても、「在米・在加日系人リーダー招へい」プログラムや中南米の「次世代日系人指導者会議」の招へいなど、各種事業の着実な実施を全力でバックアップしていく考えです。
最後に、皆様の御多幸と一層の御繁栄を心から祈念し、新年のご挨拶といたします。
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