昨年12月22日、日系福祉4団体(こどものその、憩の園、希望の家、援協)共催による慈善リッファの賞品譲渡式が援協本部ビル5階で開かれた。
例年、4団体で慈善ディナーショーを開催していたが、本年はコロナ禍の影響でリッファのみだった。1等にはコンパクトカーのフィアット・モビ・イージーが用意され、ニウトン・ヒデアキ・マツザキさんが当選した。
以前、マツザキさんの父が1カ月程あけぼのホームを利用し、「滞在中大変良くしていただいた」と振り返る。それ以降イベントへ積極的に参加するようになったと笑顔で振り返る。
譲渡式には主催者側からサンパウロ日伯援護協会の与儀上原昭雄会長(当時)と洲崎順副会長、吉岡黎明救済会会長、下本ジルセ希望の家理事長、小田押本セルジオこどものその理事長らも出席。
「経済的に困難な状態の中、多くの方からご支援を頂き、大変感謝しております」と深い感謝を示した。4団体の福祉施設では、イベント収入が大きな運営資金源となっているが、コロナ禍でイベントが中止となり、さらに感染防止対策などで経費が増加しており苦境に立たされている。
1等以下の賞品と当選者は次の通り。【2等】75インチのスマートテレビ=エリゼ・カドさん。【3等】マックブック・エアー=スザナ・ナワさん【4等】アイフォン11=ロナウド・オガサワラさん【5等】アメリカ式バーベキューセット=リカルド・ゴウベトリさん