16日(土)15時から16時半にかけて、ブラジル日本語センター(CBLJ、日下野良武理事長)主催で、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(JFSP、洲崎勝所長)、JICAブラジル事務所の3機関合同でパネルディスカッション「ブラジルにおける日本語教育の意義と未来」がZOOM上で開催される。
日下野理事長による「ブラジルにおける日本語教育の意義と未来」の講演に加え、「ブラジルの日本語教育と未来に向けて」を議題に洲崎基金所長、門屋篤典JICA次長、日下野理事長らが20年を振り返りつつ議論する。
CBLJは日本語教育および、日本文化の普及を通してブラジルの発展に寄与することを目的に1985年に設立されて以降、伯国内の日本語学校教師の養成や、勉強会・南米地域で合同研修会などを企画実施。学習者の交流事業や日本語能力試験、各種コンクールを実施してきた。
ところが昨年からのコロナ禍で多くの日本語学校や日系運営団体が困窮した状態のまま21年を迎えることになり、昨年に35周年を迎える同センターも記念式典開催を断念した。
日下野理事長は「こんな時こそ現場教育者と共に原点に立ち返って、伯国における日本語教育の意義を再確認することで困難を乗り越え、未来に向けた発展的・希望的な視点に立ったビジョンと方針を模索し、共有し合う機会を持つことが重要では」と考えた。
そこで日本語教育に深い理解と協力関係にあるJICAや基金の代表を迎え語り合うイベント開催を考えた。パネルディスカッション後に質疑応答の時間も設けており、申し込みの際にパネリストへ質問を送ることが出来る。
申し込み先は下記リンクの申し込みフォームから(https://docs.google.com/forms/d/1gWn67SYExI7QOqtQCIcMLhAI8g8jrzvEVzdTTaWkpxQ/viewform?gxids=7628&edit_requested=true)定員は80人。