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スペインでも入国禁止措置=変異株発見のブラジルと南ア対象

 スペイン政府が2日、感染力がより強い変異株ウイルスの存在が確認されたブラジルと南アフリカ両国からの旅行客(経由も含む)の入国を禁止すると発表したと、同日付ブラジル国内サイトが報じた。
 入国禁止措置は3日から発効し、最低2週間適用される。ただし、スペイン国籍を持っている人や、欧州諸国での居住権が認められている人は対象外となる。また、空港内に留まり、24時間以内に別の国に移動する人(同国を経由するだけの人)も対象外となる。

 ブラジルからと特定せず、欧州以外の国からの旅行者という形で入国を規制している国や、ブラジルとの間の航空便の運航を停止したり、到着後の隔離を規定したりしている欧州連合や中東の国と規制開始日時は、イタリア(1月16日)、トルコ(1月22日)、イスラエル(1月26日)、ポルトガル(1月27日)、フランスとドイツ(1月29日)となっている。
 イスラエルの場合は全ての国との間の国際便運航を停止しており、フランスの場合は欧州連合以外の国からの旅行者に対する入国禁止措置となっている。
 なお、ブラジル人の入国禁止措置は1月27日からのコロンビアのように、南米でも採用されている。