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東西南北

 15日から17日の午前中まではカーニバル休暇のはずだったが、今年はコロナ禍につき、カーニバルを公的に祝う自治体はない。カーニバル休暇は本来、国民の祝日扱いではなく、自治体判断なので、開催されないのならば平日扱いとなるはずだが、そこがブラジルの不思議なところ。企業などの判断で、この日を平日にも休日にもできる仕組みになっている。なので、来週前半は街頭には全くカーニバル気分がない状態で、働いている人と休んでいる人が混在する不思議な状態となる。サンパウロ市のように「7月に行う」としていた自治体も開催は困難だが、開催となった場合の休みはどうなるのかも疑問だ。なお、ヴァーチャルのイベントや昨年のパレードの放映などはあるので、少しだけならカーニバル気分を味わえそうだ。
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 パルメイラスは11日、南米代表として臨んだサッカーのクラブW杯の3位決定戦でアフリカ代表のアル・アハリ(エジプト)と対戦。0―0で決着がつかぬまま、PK戦へともつれこんだが、2―3で敗れ、3位にもなれなかった。このW杯、パルメイラスは1点も得点できなかった。なお、決勝戦では欧州代表のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が北中米代表のUANLティグレス(メキシコ)を1―0で破って、7年ぶり2度目の優勝を決めた。
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 12日からは正式に、コロナワクチンの接種対象が85~89歳となったサンパウロ州。既に報じられているように、サンパウロ市のドライブスルー接種会場前には長い車の列ができていたが、この週末やカーニバル休暇の間に一体何人が接種を受けることができるだろうか。80~84歳の接種は3月1日からだが、少しでも前倒ししてほしいものだ。