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JICA横浜=ウェビナー「移民と疾病」=科学と健康、思想的側面も

 パンデミックの中で、改めて日本移民と疾病の歴史を問い直す――JICA横浜は日本時間の2月26日(金)18時から20時に、オンライン会議システムZOOM上で同館学術研究プロジェクトによるウェビナー「移民と疾病」を開催する。参加費は無料、定員は先着で100人まで。
 同セミナーは学術研究プロジェクト「転換期における移住と日系社会の変容(1920~1950年代)」を通して研究され、月例研究会で数度にわたり報告された専門性の高い個別研究をまとめたもの。
 学術プロジェクトメンバーの比嘉マルセーロ(フェリス女学院大学教授)氏を基調報告と、他3人のコメントを交え、日本人の海外移住を題材に、人の移動にともなって発生した近代社会の諸状況についての理解を深めることを目的とする。
 移民の出入国管理に留まらず、「近代国家と国民」「科学と健康」といった近代の疾病にかかわる思想的な側面をも取り上げる。JICA広報では「私たちが置かれている現実を考えてゆく上でも多くの示唆を与えるものとなると思います」と参加を呼びかけた。
 参加希望者は申し込み受付用メールアドレス(pjecakenkyukai@gmail.com)宛てに▼氏名、▼参加者自身のメール・アドレスを明記し送信すること。参加者には開催前日までに招待メールを送付される。メールが届かない場合は、下記問合せ先へ連絡を。
 詳細はサイト(https://www.jica.go.jp/jomm/events/2020/210226.html)を参照。問合わせは同資料館学術研究プロジェクト「転換期における移住と日系社会の変容」(メール=pjecakenkyukai@gmail.com)