1月からワクチン接種が開始され、日系社会のあちこちでも「接種した」との声が聞こえてきている。そんな中、サンパウロ市東洋街のブラジル岩手県人会会館で、千田曠曉前会長(80歳)も「早速3月1日にワクチンを接種しました」と嬉しそうに語った。
千田さんが受けたのは英国製のオックスフォード・ワクチン。「ワクチンを受けた日も、その次の日も体調は良好。熱や体調不良などの副作用も特になく安心しました」と語り、「2回目の接種は60~90日後。まだ心の底からは安心はできないですが、すこしだけ気が楽になりました」と少しホッとした様子。
コロナ感染者が日々増える中、こうしたワクチン摂取者が増えて一刻も早く災禍が終息することを願うばかりだ。(淀)