6日から州全体の外出自粛レベルが最低の赤レベルになっているサンパウロ州。規制強化後の最初の平日だった8日は、出勤日ということもあり、地下鉄やCPTMが満員だったことが報じられている。この期間中の経済活動は生活必需のもののみに限られ、多くの商店が休業またはデリバリーなどに限定されるなどして、家計が苦しくなる人々も出ている。学校や教会の活動許可もそうだが、もっとも注意が必要な「人の群れ」や3密に関する対策が少し甘いような。企業などが在宅勤務を増やし、出勤時間をずらすなどの工夫をしない限り、交通機関でのリスクは減らない。大して群れも作らないのに商業活動を止められている人たちのことを考えても、しっかりと対策すべきことがあるのでは。
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8日未明、サンパウロ市東部アグア・ラザで、48歳の女性とその9歳の息子が、自宅内でナイフで刺されて殺害される事件が起きた。この事件では、近所をパトロールしていた軍警が通報を受け、すぐに駆けつけたが、被害者2人はすでに、床に倒れて亡くなっていた。だが、塀をよじのぼって逃げようとしていた18歳の少年を現行犯逮捕した。殺害の動機は、被害者の家の前で薬物を服用していたことを不快に思われた容疑者が逆恨みしたためだが、被害者は事件の直前にも、オーディオの音がうるさいと文句を言いに行っていたという。これでは怖くて、おちおち不審者に文句も言えない?
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コロナ禍に伴う変則スケジュールゆえ、1月に終わったばかりのリベルタドーレス杯はもうすでに次の年度の試合を行っている。現在はまだ一部未定のグループ・リーグ進出チームを決めるための予選。7日のブラジル杯で優勝できなかったグレミオは、グループ・リーグ進出権獲得に失敗したため、今日急きょ、予選に参加。めまぐるしいが頑張ってほしい。