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《ブラジル》空港や機内で使うマスクを厳格化=変異株の蔓延で規制強化

空港では使えなくなる透明なマスク(11日付G1サイトの記事の一部)

 国家衛生監督庁(Anvisa)が11日、空港や航空機の中で使うマスクの基準を従来よりも厳しくした。
 これは、感染力がより強い変異株のコロナウイルスが蔓延し始めた事を受けた措置だ。新たな基準では、以下のような事が定められている。
 マスク着用時は鼻や口をきちんと覆うように調整し、息や飛沫が漏れる隙間ができないように注意する。バンダナやハンカチによる代用は認めない。
フェイス・シールドのように顔との間に隙間があるもののみでの入場は認めない(マスクと併用すればOK)。息を外に出すためのバルブ付は認めない。布製のマスクは使用できるが、適切な方法で着用する。

 航空機内や空港内では常にマスクを着用し、外すのは、12歳以下の子供や高齢者、特別食を必要とする旅行者が食事をする時と水分補給時に限定する。
自閉症スペクトラム障害、知的障害、感覚障害その他の障害があり、保護具を適切に使用できない場合と、3歳未満の子供はマスクを使用しなくてもよい。(11日付G1サイトより)