3月26日から4月4日までの10日間にわたる連休、通称「フェリアドン」が終了後、最初の週末を迎えるサンパウロ市。通勤をはじめとした「日常」が戻ったことで、人々が外に出る機会も増えているわけだが、それに伴い、禁止されている夜の不法イベントの増加も気になるところ。8日未明、南部のバーでは平日の夜にもかかわらず秘密イベントが行われ、46人が集まっていた。彼らは深夜1時頃に解散させられ、9人が警察に連行された。夜間の外出が禁じられているのに、木曜の未明でこうなのだから、金〜日曜はなおさらだろう。この週末はより一層の厳しい対策が求められるところだ。退屈かもしれないが、家の中での余暇に楽しみを見つけるしかなさそうだ。
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ブラジルを代表する舞踊家のイズマエル・イヴォが8日、コロナ感染症で亡くなった。66歳だった。イズマエルは聖市近郊の貧困家庭に生まれ、家政婦をする母の手一つで育てられた。1970年代にサンパウロ市で現代舞踊家として活躍を始め、80年代には活動を世界に広げた。特に、彼がオーストリアのウィーンで立ち上げた「インパルス・タンツ」は、欧州で最も大きな現代舞踊の祭典として今日まで知られている。ドイツ国立劇場でも演出家を務め、2017年の帰国後はサンパウロ市の市立劇場でも演出家を務めていた。
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州の規制変更で中断されていたサッカーのサンパウロ州選手権が、外出規制が緩和化される12日から再開されることに。同選手権はコロナ禍激化を受け、3月15日から中断されているが、一部の試合はその後も、他州への遠征などで行われていた。州と州検察局、サンパウロ州サッカー連盟が交渉を重ねた結果、再開となった。州民からの批判も起こりそうだが、果たして。