日本のプロゴルファー松山英樹が11日にアジア人初のマスターズ・トーナメントで優勝し、表彰式で優勝者に送られる「グリーンジャケット」に袖を通した。同トーナメントはアメリカジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを会場に開かれ、「マスターズを制する者は世界を制する」とまで言われる権威ある大会だ。
優勝した松山氏に対して、当地で日系人を中心にゴルフ活動する「ブラジル日系ゴルフ連盟」の鈴木ワグネル副理事長(66歳・三世)は、「日本人初、アジア人初の優勝、本当におめでとうございます。日本人でグリーンジャケットを初めて着たことは、私達のような日系コロニアゴルフ競技者にとって、大きな勇気と感動を与えてもらいました。過去にゴルフ活動を辞めてしまった日系人も今回の優勝を知り、復帰を考える声もでています。今回の優勝は私達日系コロニアの誇りです! これからも頑張ってください。パラベンス!」
同連盟は毎年11月にコンペを行い、200人程の日系人が出場する。昨年は50周年を祝うコンペを予定していたが、コロナ禍により延期。本年11月の開催を予定している。
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