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東西南北

 コロナウイルスによる病床占有率低下に伴い、サンパウロ州では徐々に外出規制が緩和されつつある。18日にはショッピングセンターや一般商店の営業が再開され、宗教施設での集会も認められた。今日24日からは美容院やジム、レストランやバー、公園も再開される。再開されるとはいえ、「オレンジ・レベル」での「40%」よりも厳しい「収容可能な人数の25%以内」という限られた範囲内での営業許可だ。顧客側でも感染を恐れている人が少なくないだろうが、ブラジル美容院協会(ABSB)などが「これまで以上に規定順守を徹底させる」と語っているから、信じてみたいところ。バーでの酒類の販売はまだ禁止されているので、羽目を外さないようにしてほしいところ。
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 今週末のサッカーのサンパウロ州選手権。日程消化の少なかった影響で、パルメイラスは過密スケジュール。今日24日がグアラニー戦で、明日25日がミラソル戦。チーム二つ分の選手の用意が必要だ。25日はサントス対コリンチャンスのクラシコ(伝統カード)が行われる他、サンパウロがイトゥアーノと対戦する。パルメイラス、サントス、サンパウロの3チームは、並行して行われているリベルタドーレス杯にも参加しており、忙しい。体調管理が大変そうだ。
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 季節の変わり目ゆえか、このところ朝の冷え込みが厳しいサンパウロ市。22日に雨をもたらした寒冷前線の影響が残っているためとのことだが、25日の朝は今年に入ってから最低となる11度まで冷え込むという。寒さが和らぐのは26日からだというが、その後にはすぐ雨との予報も。変わりやすい天気で体調を崩さぬように願いたいところだ。