JICA横浜の海外移住資料館が4月27日(火)から企画展示『日系人のレシピ―受け継がれる日本の味と家族の記憶』をキッコーマン国際食文化研究センターの協力で開催している。
移民史における女性の役割は非常に大切だが、中でも日本食文化の継承という意味では主役といえる。異郷の地で婦人たちが現地の材料で「日本食」として作ったレシピには、目に見えない試行錯誤や工夫がいっぱい。
今回の展示では、移住先各国のレシピ集を通してみる女性の貢献、そこから見えてくる食の変遷などが紹介される。食を通じた社会の記録ともいえる展示だ。
JICA横浜2階海外史料館の企画展示室で。営業時間は10時から18時で、最終入館は17時半まで。入館無料。
問い合わせは同資料館(電話=045・663・3257、メール=jicayic_jomm_info@jica.go.jp)。詳細は同サイト(https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/210427_1121.html)。