地理統計院(IBGE)が12日、第1四半期(1―3月)の牛の屠殺数は昨年同期比で10・3%減ったが、豚と鶏は各々、4・9%と2・4%増えたと発表したと12日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
昨年の第4四半期(10―12月)と比べると、牛が19・5%減、豚は0・2%増だった。鶏は増減なしだった。
第1四半期の牛の屠殺数は654万頭で、重量は172万トン。重さで見ると、昨年同期比で6・8%、前期比で12・7%減だった。
豚の屠殺数は1253万頭、重量では115万トンだった。重量で見た場合は、昨年同期比で7・2%、前期比で2・5%増えた。
鶏の屠殺数は15億5千万羽で、363万トンに達した。重量は前年同期比で4・3%、前期比で1・6%増えた。
搾乳量は65億2千万リットルで、昨年同期より1・3%増えたが、前期と比ベルト3・3%減少した。皮なめし工場が購入した牛皮は707万枚で、昨年同期比で6・6%、前期比では8%減少した。
鶏卵の生産量は9億7294万ダースで、昨年同期比で0・1%、前期比で1・8%減少した。
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