ブラジル人の7割が「ブラジルを誇りに思っている」、9割が「ブラジルには未来がある」と思っていることがダッタフォーリャの世論調査の結果わかった。21日付現地紙が報じている。
今回の調査は11〜12日に全国の2071人に対して行ったもので、70%が「ブラジルを誇りに思っている」と答えた。「恥じている」は26%、無回答が1%、その他の答えが2%だった。
以前の調査では80%以上が「誇りに感じる」と答えていたが、ラヴァ・ジャット作戦の捜査が進み、政治家の汚職が明らかになりはじめた2015年から下がり始め、JBSショック直後の2017年6月には50%にまで落ちていた。そこから再び上がり始め、2019年には77%まで上がったが、コロナ禍の惨状を受け、2020年から再び低下。ボルソナロ大統領がコロナ対策に連日のように反対していた20年5月には67%まで下がったが、今回はわずかに上がった。
一方、「ブラジルに未来はあるか」との質問には90%の人が「ある」と回答。「ない」は8%だった。
この質問には1996年以降、常に、85%以上が「ある」と答えている。