ジウマ元大統領が24日夜、体調を崩してリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレの病院に検査入院した。ジウマ氏はこの日のヴァーチャル会議に参加したときから「気分が悪い」と訴えており、その後に病院に向かった。この日はこのことに関する速報も出て緊張も走ったが、ルーラ元大統領が25日、「午前9時に連絡をとったばかりだが、もう体調は良くなってきているとのことだ」とツイートし、一安心させた。ジウマ氏もこの日の午後には退院した。このところ、ルーラ氏が大統領選の世論調査でトップに立つなど、久々に労働者党(PT)に明るい話題が目立っている中、ジウマ氏の体調が大事に至らないことも祈りたいところだ。
◎
選挙高裁は25日、タバタ・アマラル下議は民主労働党(PDT)から下議議席の剥奪なしで移籍できるとの判断を下した。タバタ氏は2019年、党の意思に反して社会保障制度改革に賛成票を入れたため、追放を迫られていた。タバタ氏は米国ハーヴァード大学卒業の才媛で、2018年の下院選では24歳の若さで当選して話題を呼んだ。同氏は恋人のジョアン・カンポス・ペルナンブッコ州知事のブラジル社会党(PSB)への移籍が有力視されている。
◎
25日のサッカーのリベルタドーレス杯。フルミネンセは敵地アルゼンチンでのリーヴェル・プレイト戦に1―3で快勝。同杯3年連続ベスト4以上の強豪リーヴェルを抜いて、グループDを1位で通過し、決勝トーナメントに進む。ブラジルからはパルメイラス、サンパウロ、フラメンゴ、アトレチコ・ミネイロに次いで、5チーム目の決勝T進出となった。