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交流基金=ビデオコンテスト受賞者決定=審査員賞「ブラジルの家族」

Grupo Kenshusambaの作品、「ブラジルの家族」ワンシーン

Grupo Kenshusambaの作品、「ブラジルの家族」ワンシーン

 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(JFSP、洲崎勝所長)は5月31日、「第3回日本語ビデオコンテスト」の結果を同サイト(https://fjsp.org.br/3concurso_video_fundacaojapao_resultado/)で発表している。
 「審査員賞(PRÊMIO DO JÚRI)」はグループKenshusambaによるビデオ作品「ブラジルの家族(A Família Brasileira)」が受賞した。
 グループのひとりジョバンニ・ロザレムさん(聖市ロ在住)は「計り知れない喜びです! 素晴らしい結果をもたらしてくれた神と、支えてくれた全ての人、特に先生方へ、そして日本語の勉強を深める機会を与えてくれたJFSPに感謝したいです」と喜んだ。
 審査員を務めたJFSP日本語上級専門家の久野元(くの・げん)氏は受賞作品の良い点に「すべての単語がはっきりと発音していた事、単語の順番がうまく配置されており理解しやすかったところ」と評価。また「どの作品も映像を見た人が『いつかブラジルに行ってこんな体験をしてみたい』と思える内容でした」と総評している。
 駐ブラジル日本国大使賞には「家の外にもルーチンがありますよ!(Também existe rotina fora de casa!)」が、人気賞には「稲積家のブラジル文化(Cultura Brasileira da Família Inazumi)」が入賞した。
 洲崎所長は「開催3回目となり、ビデオ制作や編集に慣れてきていると感じ、印象的な映像も多く選考がかなり難航しました」とコメントした。
 同ビデオコンテストの第4回目を近日にも開催を予定しており、募集情報を掲載するという。