5日、サッカーのコパ・アメリカの準決勝が行われ、ブラジル代表(セレソン)がペルーを1―0で下し、2大会連続で決勝戦に駒を進めた。6日付現地紙が報じていた。
2日に行われた準々決勝のチリ戦を1―0で制したセレソンは、6月17日に行われたグループリーグの試合で4―0と圧倒したペルーをリオ市のニウトン・サントス・スタジアムに迎えて、準決勝を戦った。
ペルー側が前回の対戦より守備を固めてきたため、得点のチャンスは減ったが、それでも前半35分に、ドリブルで攻め上がってきたネイマールが左からペナルティ・エリア中央に出したパスを、飛び込んできたルーカス・パケタがミドル・シュートで決め、1点を先制した。
これでパケタはチリ戦に続くゴールで、故障欠場中のゲームメーカー、フィリペ・コウチーニョの穴を埋める活躍で、台頭が伝えられている。とりわけ、ネイマールとのコンビネーションの良さが指摘され、後半45分にこの両者が連続して行ったヒールパスは、サッカーファンの間で話題となった。
試合はこのままセレソンが逃げ切り、優勝した前回2019年の大会に続く決勝進出となった。
決勝戦は10日に行われ、セレソンは、6日に行われるアルゼンチン対コロンビア戦の勝者と戦うことになる。
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