8日朝、ブラジル南部のパラナ州内を走る国道376号線で、フットサル(室内サッカー)チーム「ウムアラマ・フットサル」の選手らを乗せたバスが横転し、2人が死亡、20人が負傷したと同日付G1サイトなどが報じた。
事故が起きたのはグアラツーバ市内(国道376号線667キロ地点)で、同州北東部からサンタカタリーナ州ジャラグア・ド・スルに向かっていたバスがカーブでバランスを失い、横転した。
この事故により、運転手の一人のオズワルド・シルヴァ氏と同チームのコーディネーターの一人のパウロ・ヴィトル・ゴンサレス氏が死亡した。
残りの20人が負傷し、サンタカタリーナ州のサンジョゼ・ド・ジョインヴィレ病院とガルヴァ救急病院に運ばれた。負傷者の内、2人は重体だという。
事故を起こしたバスはフットサルチームが所有しており、「タッサ・ブラジル(ブラジル杯)」と呼ばれる大会に参加するために旅行していた。
事故の原因はまだ調査中だが、この事故によってサンタカタリーナ州方面行きの車線が封鎖された事で、660キロ付近でトラックなど10台が玉突き事故を起こし、7人が負傷するという事態も発生した。
フットサルチームが乗るバスの事故が起きた現場では1月にも、ブレーキが利かなくなったバスが車線を飛び出してしまい、乗客・乗員50人の内、19人が死亡、31人が負傷するという事故が起きている。