いよいよ明日23日から東京五輪が開幕する。一部の競技はすでにはじまっており、21日にはブラジル女子サッカー代表が初戦の対中国代表戦を5―0で快勝したことなども報じられた。だが、21日付アゴラ紙は「日本人街のリベルダーデですら今回の五輪に盛り上がっていない」として、街頭で五輪を盛り上げる企画などを行っていないことを報じている。日本人の五輪好きは国際的に有名だが、ブラジルはじめ南米ではリオ五輪を開催した後でさえ関心が薄い。加えて、今大会が日本人でさえ78%が開催に反対するような状況下ではなおさらか。競技そのものより、コロナの感染状況の方が気になって仕方がない人の方が国際的に多そうな今大会。なんとか無事に終えてほしいところ。
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今週に入って寒さの厳しいサンパウロ市。20日は5年ぶりに市内で零下を記録した地区が出たが、翌21日も市内での平均の最低気温は8度と、朝と夜がつらい状況は続いている。予報だと、最低気温は低いままで、週末になっても10度か11度になるという。その代り、日中は暖かくなり、週末にかけて25度ほどまで上がるようになるとか。空気が乾燥している上にこの寒暖差だと風邪をひきやすくなるので、コロナともども予防に気をつけたいところだ。
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20日のサッカーのリベルタドーレス杯。サンパウロは敵地アルゼンチンでの対ラシン戦で3―1と圧勝。2試合合計スコアで4―2とし、準々決勝進出を決めた。これで調子の出ない全国選手権でもはずみがつきそう。またこの日はアトレチコ・ミネイロもアルゼンチンのボカ・ジュニオルズを下しており、ブラジル勢2チームがベスト8入りした。敗退が決まったボカが競技会場のミネイロンで破壊行為を行うなど、穏やかではないが、他のブラジル・チームの快進撃も望みたい。