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《ブラジル》東亰五輪 3日に一挙に金1銅3=サッカーも決勝に進出

金メダルに輝いたセーリングのコンビ(Julio Cesar Guimalhaes)

 東京五輪は現地時間の3日、セーリングでマルチネ・グラエルとカヘナ・クンゼのコンビがリオ五輪につぐ2大会連続となる金メダル獲得を果たすなど、計四つのメダルを獲得した。また男子サッカーが決勝進出を決めた。3日付現地サイトが報じている。
 女子セーリングの49erFX級に出場したリオ大会覇者のマルチネとカヘナは、オランダのティナ・ルッツとスーザン・ボイケのコンビとは僅差の2位で決勝に臨んだが、決勝ですぐに逆転。余裕の2連覇となった。
 マルチネの父のトーベン・グラエルもセーリング選手で、1988年のソウル大会から2004年のアテネ大会まで、5大会連続でメダル獲得の実力者だった。
 陸上男子の400メートル障害では、21歳のアリソン・ドス・サントスが3位で銅メダル獲得となった。アリソンは準決勝で47・31秒の南米記録を更新する好タイムで決勝に進出。決勝でも、世界記録を書き換えて優勝したカールステン・ワーホルム(ノルウェー)の45・94秒やライ・ベンジャミン(米国)の46・17秒同様、47秒を切る46・72秒の好タイムを出し、南米記録を再更新した。

 男子ボクシングのヘビー級では準決勝が行われ、アブネル・テイシェイラが金メダルを狙ったが、キューバのフリオ・セーザル・ラ・クルスに1―4の判定負け。同種目は3位決定戦を行わないため、銅メダルとなった。
 3日に獲得した四つ目のメダルは陸上男子の棒高跳びで、リオ大会の覇者チアゴ・ブラスが5メートル87センチの記録で3位となり、銅メダルを獲得した。チアゴはリオ五輪後、記録が出ずに伸び悩んでいたが、この日はリオ五輪以降での自己ベストを記録した。
 男子サッカーの準決勝のブラジル対メキシコ戦は、0―0でPK戦に突入。オーバーエイジ枠で参加のキーパー、サントス(アトレチコ・パラナエンセ)の好守で4―1で勝ち、2大会連続での決勝進出となった。ブラジルは7日の決勝戦でスペインと対戦する。
 男子バレーでは、ブラジルは準々決勝で日本にストレートで勝ち、準決勝進出を決めている。
 3日はそのほかにも、ボクシング女子63キロ以下級のベアトリス・フェレイラが準決勝進出を決め、メダル獲得を確実にした。ボクシングでは、男子75キロ級のエベルト・コンセイソンも1日に準決勝進出を決めている。

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