ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)はサンロッケ国士舘大学スポーツセンターで第1回「春祭り(FESTIVAL DA PRIMAVERA)」を25日(土)と26日(日)の午前8時から12時半と午後12時半から17時に開催する。久々の本格的な対面野外イベントになりそうだ。
9日、水本セルソ国士舘大学スポーツセンター運営委員長と青年部のラファエル・パターセン部長が同祭告知のために来社した。
パターセン部長は「国士舘といえば桜ですが、それ以外にも美しいものがある。センター内のあちこちを見て欲しい」と語る。通常3万人ほどが来場する桜祭りのようなイベントを、他の時期にも作りたいようだ。
文協が主催するイベントのうち、パンデミック後では初の対面イベントとなる。「会場は広いですが、人が一カ所への密集を避けるため午前と午後の部を設けました」との工夫を水本委員長は説明する。
また、催しごとにエリアをわけている。原沢パビリオンではヴァルゼン・グランデやイビウーナ農協組合の青果物や花の販売を行う。体育館では折り紙やいけ花のワークショップや卓球教室、料理販売を行う。
料理販売には国士舘マレットゴルフ部やブラジル農協婦人部連合会(ADESC)、コチア青年連絡協議会がうどんやヤキソバ、天ぷら等を販売する。この他に温かいお茶や冷たい飲み物、コチア青年の梅酒なども販売する。
テニスコートには滑り台など子供の遊具を設置し、茶室では茶道裏千家ブラジルセンターが茶会を行い、20レアルで参加出来るなど幅広い催しが企画されている。
水本さんは「桜は早めに開花したので、祭りの時には見られませんが、今はマナカがとても綺麗」と施設内の様子を説明する。「昨年9月に『未来の桜プロジェクト』で300本の桜が植樹され1年が経ちます。植樹した方も是非成長を見に来てください。地図をご用意します」と幅広い来場を呼びかけた。
入場チケットの販売はすでに開始しており専用サイト(bit.ly/harumatsuribunkyo)で購入が可能だ。今月17日までに購入すると一般が16レ、5歳から11歳までと60歳以上の半額券が8レで購入できる。以降から26日は一般が20レ、半額券10レでの販売となる。
購入にはサイトへの登録が必要で、支払いはクレジットカート(Visa、Mastercard、Diners)のみ対応。チケット購入方法などはイベントチケット販売ページで記載されている。
詳細は国士舘大学スポーツセンターのフェイスブック(https://www.facebook.com/parquebunkyo/)で確認を。