JETROサンパウロ事務所(原宏所長)は10月1日から31日まで、日本産食材販路拡大イベント「カレー月間(Mes do Kare)」を実施する。
ジェトロ資料によれば、日本では1年間に平均して73回のカレーを食べると言われており、週に1回以上、カレーかそれを使った料理を食べていることになる。インド発祥の料理だが、明治時代に日本に伝えられ、長い時間かけて日本の国民食になった。
このイベントは昨年も行われ、農林水産省に「日本産食材サポーター店」として認定されたブラジルの小売店(ダイソーブラジルやヒロタフーズなど)やレストラン(藍染など)計100店舗以上が参加した。日本の国民食カレーの普及及び日本産食材の消費拡大促進を狙っている。
同企画は、在ブラジル日本国大使館などの在外公館、ブラジル日本都道府県人会連合会も協力している。
期間中は、レストランではカレーにちなんだ料理(カレーライス、カレーうどん、カレーラーメン、カレーコロッケなど)を提供し、小売店ではカレー粉やルー、レトルトパックなどの販売。
さらに、ジェトロホームページ(https://www.jetro.go.jp/brazil/topics/_461768.html)に同サポーター店配置マップと提供店リストを設置。インスタグラムなどのSNS(www.instagram.com/jetro_saopaulo/ www.facebook.com/JETROSaoPaulo)にその動向も掲載して、カレーをブラジルに広める取り組みとなる。
JETRO「カレー月間(Mes do Kare)」は10月1日から31日まで、各小売店やジェトロインスタグラム、ホームページで開催予定。