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日本映画=「きみの瞳(め)が問いかけている」=14日からブラジル公開

ポスターにも起用されている劇中のワンシーン

ポスターにも起用されている劇中のワンシーン

 三木孝浩(みき・たかひろ)監督の日本映画『きみの瞳(め)が問いかけている』(SEUS OLHOS DIZEM)が、10月14日からサトウ・カンパニーを通してブラジルで公開開始される。
 同作は2011年韓国で公開された『ただ君だけ』を日本版リメイクし、2020年10月23日に公開された恋愛映画。主演を吉高由里子と横浜流星といったドラマや映画で引っ張りだこの人気俳優が演じる。
 ある罪を犯しキックボクサーとしての夢を絶たれた塁と、事故で視力と家族を失った明香里という暗い過去を背負う2人。ある日、前任者が辞めたと知らず塁の勤める駐車場に明香里が訪ねて来た事で2人は出逢う。
 惹かれあい恋に落ちた2人にささやかな幸せが訪れる。しかしある日、明香里が視力を失うきっかけになった交通事故を打ち明けた事で、塁はある残酷な事実に気がついてしまう。運命に翻弄される2人の純愛と赦しを描く大人のラブストーリーとなっている。
 日本で『胸キュン映画三巨匠』と呼ばれる三木監督。ミュージックビデオや音楽をモチーフにした長編映画『ソラニン』『管制塔』『くちびるに歌を』なども手がける。 撮影に入る前には世界観を固めるために自身でイメージに合う様々な曲を集めて俳優やスタッフと共有するなど、楽曲が作品制作の上で重要な鍵を握る事が多い。本作では韓国人の世界的ヒップホップグループBTSのメンバー、Jung Kookが作曲に携わった書き下ろし楽曲が主題歌や挿入歌として世界観を彩る。