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東西南北

 24日午後5時30分頃、サンパウロ市地下鉄3号線のパルメイラス/バラ・フンダ駅~マレシャル・デオドーロ駅間で、電力供給上の問題が起き、「トンネルから煙が出ている」ことも確認されたため、運行が一時的に中断された。機材の点検・修理と同時に消防も呼ばれたが、煙は既に収まっていたという。これにより、両駅は午後7時30分まで閉鎖されたため、3号線はコリンチャンス/イタケラ駅~サンタセシリア駅間のみの運行となり、サンタセシリア駅で混雑が起きた。また、運行が止まった区間は臨時の代替バスも手配されたが、混乱はなかなか収まらなかったようだ。復旧には約2時間かかったが、日曜日で利用者が比較的少なかったのが不幸中の幸いか。大サンパウロ都市圏の鉄道網では18日も電気系統の問題が起き、CPTM9号線が混乱した。
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 24日未明、大サンパウロ都市圏内の多くの人たちが寝静まっている頃に強い雨が降った。この影響で、24日朝はカンタレイラやグアラピランガといった水系で20ミリ以上の降雨を記録した。カンタレイラは25日午前9時現在で131・1ミリとなり、月間平均の122・3ミリを超えた。予報だと、今月はまだ天気がぐずつき、27〜29日は連日、10〜15ミリの降雨が予想されるとか。ラ・ニーニョ発生が予測される中、今月の降雨量は悪くなさそうだが、来月以降も続いて欲しいところ。
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 週末のサッカーの全国選手権。サントスは23日、本拠地での対アメリカMG戦を0―2で落とした。これでサントスは降格圏内の17位に転落した。サントスはフラメンゴやサンパウロと並び、これまで2部落ちしたことのないクラブとして知られている。まだ10試合以上を残している段階ではあるが、早めに抜け出した方がいいだろう。