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《ブラジル》10月インフレは25年間で最悪=12カ月累積は10%突破
ブラジル地理統計院(IBGE)は26日、10月の中間広範囲消費者物価指数(IPCA―15)は1・20%だったと発表。12カ月間の累積は10・34%で2桁を記録している。26日付現地サイトが報じている。
IPCA―15は当該月のIPCAを占う意味で重要な数値だ。10月のIPCA―15は1・20%で、高いと注目された9月の1・14%も超えるものとなった。
この数字は、10月としては1995年に記録した1・34%に次ぐもので、最近では2016年2月に記録した1・42%以来の数字となっている。
インフレ高進の要因となっているのは、住居部門の1・87%と運輸部門の2・06%だ。前者では電気料金の3・91%値上がり、運輸部門では航空券の34・35%や燃料費の2・03%上昇が響いた。
今年に入ってからのIPCA―15は8・30%、12カ月間の累計では10・34%上昇し、市場関係者の予想を上回った。
政府のインフレ目標は3・25%±1・5%ポイントだが、IPCA―15は9月から、10%の大台を超えている。
ここでも、ガソリンが40・44%、台所用のガスボンベが35・18%の値上がりを記録し、強力なインフレ圧力となっている。