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べレン=アマゾニア日伯婦人会55周年=60人程で節目の日を祝う

出席した婦人会の皆さん

出席した婦人会の皆さん

 【パラー州発】州都ベレンの町では、コロナの規制も緩和され、様々な催しが活動を始めている。その中で10月26日には、日系社会でも記念すべき式典が開催されていた。1966年10月に創立された、アマゾニア日伯婦人会の55周年を記念する式典である。会場の汎アマゾニア日伯協会神内講堂には、60人程の会員や招待者が参加していた。

 12時からの式典は、山家テレーザ会長の挨拶で始まり次いで、在ベレン日本国領事事務所の相澤寛明領事、汎アマゾニア日伯協会の生田勇治会長の祝辞と続いていた。
 この後、本年4月に帰国した領事事務所の浜田圭司所長(現クリチーバ総領事)夫人の浜田泰子さんよりの、お祝いのメッセージが読まれていた。
 引き続き、記念品の贈呈へと移り、創立会員である安井信子、島川浪子の両氏。91歳の最高齢会員の笹本ハツヨ氏その他、越知恭子、阿部雅子、小山拓枝氏等の歴代会長や婦人会への協力者等が次々と記念品を受け取っていた。
 式典は、この後ケーキカット、記念撮影の後終了し、次いで昼食会へと移っていた。
 アマゾニア日伯婦人会は、創立当初ベレン市内に居住する数十人の婦人を集めて「ベレン日伯婦人会」の名称でスタートしている。発足時は、当然一世の日本人会員だけであったが現在は二世が主流で、一世会員は一握りとなっている。
 1986年3月に、法人格を取得し現在の名称へと変更された。現在の会員数は70名弱で、現会長の山家テレーザ氏は、2020年1月からの就任で12代目となる。