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東西南北

 電気代高騰で家計が苦しくなっている昨今。雨が降って水力発電による供給量が安定するのを待つばかりだが、この危機の中、太陽光発電が注目を浴びている。国家電力庁(Aneel)によると、1月1日~11月5日に発電用のソーラーパネルを設置した家庭は、全国で20万5225世帯に及ぶという。昨年の同時期は12万5880世帯だったというから、63%増えたことになる。問題は購入費用が非常に高く、誰もが手にできるものではないことだ。相場では1千レアルから1万5千レアルかかるという。だが、「前は280〜320レアルだった電気代が太陽光発電導入で50〜75レアルに下がった」という家庭も。これも一つの選択肢か。
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 5日、サンパウロ市中央部ブラス区にあるガゾメトロ高架橋で、飲酒運転の車にはねられた男性が、その勢いで高架橋下の通りに落下して死亡する事故が起きた。現在は、壊れたコンクリートの防護壁に臨時の板囲いが設けられており、黄色と黒のテープとコーンで歩道と車道を隔てている。この高架橋には落下防止のための柵があったが、事故や破壊行為が続いて撤去されたままだ。市役所によると、再設置の計画はあるが、期日は決まっていないという。サンパウロ市の場合、似たような高架橋があちこちにあり、事故のリスクが潜在的に高い。だが、そこに費用をかけるだけの財力がないのか、市民の安全への関心がないのか…。
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 60年代の共産主義ゲリラ、カルロス・マリゲーラの伝記映画「マリゲーラ」が、公開日の今月4日から7日までに全国で7万人を動員、200万レアルを稼ぐ大ヒットを記録中。先週の売上では4位を占め、パンデミックで観客動員が落ち込んでいた映画館にも朗報だ。保守派による反対運動もあり、2年間公開が遅れたが、それが逆に話題性につながったか。