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《ブラジル代表》サッカーW杯に進出決定=6試合残して南米一番乗り

得点を決めたパケター(Lucas Figueiredo/CBF)

 11日、サッカーの南米予選の対コロンビア戦で、ブラジル代表(セレソン)は1―0で勝利。その瞬間、22年にカタールで開催されるW杯進出が決まった。11、12日付現地紙、サイトが報じている。
 10日の時点で、セレソンは11試合を終え、10勝1分の勝ち点31で首位。この日の試合は、唯一引き分けているコロンビアをサンパウロ市イタケロン・スタジアムに迎えて行われた。
 試合は前半からセレソンが押し気味で進んだが、相手キーパー、オスピナの好守をはじめとした堅い守備に阻まれ、決定機をつかめなかった。
 だが後半26分、マルキーニョスから受けたパスをネイマールが相手ペナルティ・エリアの前に流仕込んだところに、飛び込んできたパケターが相手ディフェンダーに競り勝ちゴールを決めた。これを守りきったセレソンが1―0で勝利した。

 これでセレソンの勝ち点は34となり、現時点で4位以下のチームが今後全勝しても上回ることができず、3位以上が確定し、W杯への進出が決まった。南米からはW杯予選から4チームが進む上、同予選5位のチームも大陸間プレーオフでの結果次第で進出が決まる制度になっている。
 なお、セレソンは南米予選をまだ6試合残している。現時点でW杯出場が決まっているのは、カタール、ドイツ、デンマーク、ブラジルの4国のみだ。

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