ブラジル工業移住者協会やブラジル・ニッポン移住者協会の会長を務めた小山昭朗さん(こやまあきお、東京都)が22日午後4時半頃、サンパウロ市内のプレベンチ・セニオル病院で脳梗塞により亡くなった。行年80歳。23日に家族と友人のみで告別式が執り行われた。ボスケ・ダ・パス火葬場(bosque da paz)で荼毘に付される予定。
小山さんは1941年2月26日生まれ。1967年に移民船「さくら丸」で工業移住者として渡伯。当時の日系企業モトラジオに7年勤務したのち、独系、米系など外資企業で工場長や技術部長として務めた。自動車部品製造会社を友人と共に13年間共同経営。その後、東洋街でゴルフ用品店も経営した。
1975年に設立された工業移住者協会では副会長を10年、会長16年務めた。2004年に同協会とブラジル・ニッポン移住者協会が合併し、同年から2017年までの13年間、同協会会長も務めた。
偲ぶ会や49日などの予定はまだ決まっていない。