新たな感染拡大が恐れられているとはいえ、ワクチン接種が進展していることもあり、飲食業界はクリスマス・シーズンを心待ちにしている。飲料業界も、去年は控えられたシュラスコなどでビールの消費が伸びることに期待しているが、思わぬ危機がビール業界を恐れさせている。G1サイトによると、ビールを詰めるためのガラス瓶が不足していて、飲食店に届けられない恐れが出ているという。ジュースやビール用の瓶不足は去年から報じられていたが、パンデミックのために人が集まる機会が減ったことなどで、目立たなくなっていた。飲食店によっては缶ビールでこの危機を乗り切ろうとしているところもあるようだが、顧客側がそれで満足するかどうか。
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カンタレイラ水系の貯水量が、14日午前9時現在で24・4%と落ち込みを見せている。同水系では12月に入ってからも降水量が伸びず、14日まででわずか20・2ミリと、大サンパウロ市圏の7水系ではワースト。50ミリを超えているアルト・チエテやグアラピランガの半分以下だが、予報だと14〜16日はまとまった雨が降るようだ。洪水や土砂崩れはご免だが、なんとか巻き返してほしいところ。