ニッケイ新聞 2014年1月4日
日本学生海外移住連盟の南米実習調査団(拓植大学)、その後は海外移住事業団、国際協力事業団などを通じて、通算17年間もブラジルで生活をした松田潤治郎さん(73、石川県)=東京都豊島区在住=が、その経験をもとに書いた童話集『ハチドリの歌』が昨年12月に埼玉県で出版された。
先住民や奴隷の言い伝え、当地の民話などの要素も織り交ぜており、さらにはベイジャ・フロール(ハチドリ)など当地の風景を描いた版画の絵が味を出し、子どもにも読みやすい内容となっている。