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ニッケイ新聞 2014年1月4日

 コッパ・サンパウロに日本人として初出場を飾ったのは、1985年の三浦知良選手だ。カズは本紙新年号でも取材に応じてくれたが、82年に渡伯し、早くも85年に出場した。今回の大会には、10代で日本代表に選ばれるような〃超大物〃はいないものの、プロ選手としてトップチームに所属する木村裕、小林祐介や、15、16歳以下の代表チームを経験し、トップ昇格が内定している中谷進之介ら有望選手は多い。彼らの開眼に期待!

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 商議所の忘年会では大抽選会も行われた。会場チボリホテルのペア宿泊券に始まり、ソニーのゲーム機、カシオのG―SHOCK&電子辞書、サントリーのウイスキー「響」「山崎」「白州」の12年モノ、ブルーツリーホテルのペア宿泊券、パナソニックの液晶テレビ(50インチ)、エティハド航空の日伯間航空券、ワインセラー、グラスセット、旅行券などなど豪華そのもの。次回はレクサスやプリウスあたりどうですか?

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 雑誌『海外日系人』第72号を見ていたら、米国ハワイの日本文化衰退の様子が現地報告されていた。同18頁によれば《商工会議所や連合会の会長に日本語ができない人が就任。日本語族との関係が希薄になり、日本文化が衰退した》とか《剣道部、柔道部などの精神的基盤が衰退。ハワイでは100以上あった相撲の土俵は現在では一つ》とある。救いといえるのは《唯一ハワイで続いているのは「ボンダンス」。お寺に集まって盆ダンスクラブが一年中練習している。若者に敬称するためには日々触れる環境を作ることが大切》とも。当地でもカラオケやマツリダンス、和太鼓、Yosakoiソーラン、漫画等を大事にし、ハワイの二の舞にならないよう心したい。