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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年2月15日

 ソチ五輪のスキージャンプ女子の高梨沙羅さん(17)が、流暢な英語でインタビューの受け答えをしているニュースを見た。『海外へ遠征した時に英語が喋れると精神的に余裕ができる』と旭川の国際学校に通った成果らしい。その心構えどおり英語は立派だったが、勝負の世界は厳しく、残念ながらメダルには手が届かなかった。

 一方、先日の日本人学校の生徒と話していて「以前、父のドイツ赴任中、現地校に2年、国際学校に2年通った」と聞き、語学のほどを聞くと「ほとんど忘れた」とか。ポ語の理解もあまり進んでいないとも。

 せっかくブラジルに居るのだから、父兄のみなさん、もっと子弟のポ語学習に力を入れては。当地独特の考え方も経験させ、多文化理解を深めることで、高梨選手のように外国人と対等に渡り合えるようになるかも。(祐)