ニッケイ新聞 2014年2月18日
「完全に手弁当。問題はどうやってお金を集めるかだね…」。W杯を前に、日本代表が試合をするレシフェでも日本人訪問者支援委員会なる組織が発足している。
ただし、委員長のヴァルテル・クワエさんは取材にこう漏らした。委員会は今年に入って発足したばかり。日本の旗を準備したり、安全面での協力を考えているが、何も具体化していない。
話を聞いているとまずはスポンサー集めから、といった感じだが、「サンパウロや他の都市ではどうなっているの?」と他の日系団体の取り組み状況に興味津々のようで、州を超えた日系団体同士の連携を望んでいるようだった。
レシフェの日本人会の規模は小さい。意欲はあっても資金やノウハウがなければ何もできない。〃中央〃との連携で何かできることはないだろうか。(詩)