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東西南北

ニッケイ新聞 2014年2月27日

 もうそろそろサンパウロ州の街もカーニバル気分が高まりつつある今日この頃だが、サンパウロ市中央部の3月25日通りでは、老若男女を問わず、頭に花を飾ることが流行しはじめているという。同通りの商店が売りはじめたところ、1週間で500個以上が売れたという。これは1月までグローボ局で放送していたノヴェーラ「アモール・ア・ヴィダ」で、元TV番組の踊り子で常に花を頭に飾っている中年女性マルシアが、番組内の悪役だった同性愛者フェリックスの頭に花を挿したところ、好キャラクターへと変わって行った印象的なシーンの影響だという。世相を反映するカーニバルだけに、これは今年の流行となりそうだ。

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 通行人の歩道が狭すぎることで問題となっていたサンパウロ市中央部のパカエンブー高架橋に対し、市が出した答えが市民を驚かせている。それは、追加される歩道部分を青い塗料で塗り、車道との境になるところについ立となる小さな柱を等間隔で置くというもの。この処置を行なった交通工学公社(CET)は「これで便利になる」と自信を見せているが、通行人からは「歩いていてすごく変な気分だ」とかなり不評を買っているとか。

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 サンパウロFCのムリシー・ラマロ監督が26日のサンパウロ州選手権の対ピラシカーバ戦で、同チームでの通算400試合目を飾った。サンパウロに2006~08年に全国選手権3連覇をもたらした名将の同チームでのこの監督試合数は史上4番目の数字で、あと11試合で、92、93年に世界一2連覇を成し遂げたテレ・サンタナ氏の記録に並ぶ。