ニッケイ新聞 2014年4月2日
聖南西連盟の会合には連邦下議の安部順二氏も訪れ、「若者を始めコロニア全体がもっと政治に関心を持ってほしい」と、日系社会との関係強化を図り、労働環境の整備や学校教育の充実などを訴えた。「市民の責任」と題した政治セミナーを開催することが決まり、第2回定期役員会(6月21日、エンブー)を行った後、午後からヴァルゼン・グランデ・パウリスタ文協で開催する見込みとなった。ブラジルを良くしようという意識を子や孫に強めてもらうために、参加を薦めてみては?
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トヨタ自動車が社会貢献活動の一貫で日本に暮すブラジル人の16歳~25歳の若者を対象とし、ポ語での自動車整備技術習得コース(愛知県清須市)を99年から開講している。これまでに14期281人の卒業生を送り出し、その多くが帰伯し、当地の自動車産業分野で活躍しているとか。今年も20人の枠があり、5月31日が応募締め切りだ。長年の取組みが評価される一方、巨大企業でありながら、毎年20人という枠の小ささを問う声も…。