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ニッケイ新聞 2014年4月10日

 第3回イトゥー市サッカー大会の運営を担った土井エジソンさんは、第1回大会以前から、同地を何度も訪れていた。「会場、移動、宿泊地などの手配に、地元関係者の迅速な対応があった」と話し、「これなら大丈夫」と思い、大会開催地に選定したとか。同市は6月のW杯では日本代表キャンプ地となる。今大会同様、日本勢への全面的協力も期待したいところ。ブラジルの中の「ホーム」として日本代表の気分を和らげてほしい。
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 日本語センターの板垣理事長は「たくさん意見交換するため、わかりやすく伝えたかった」と総会を振り返った。冒頭挨拶で教師と生徒の感動的な話を紹介するところから始まり、事業報告では「世界に一つだけの花」をBGMに活動の様子がわかるスライドショーを披露。会計報告では田中栄一会計が冗談を交えながら軽快に各費用の解説、財政問題の提起を行った。十分な雰囲気作りの甲斐あってか、質疑応答では参加者から活発な意見が相次いだ。文章を読み上げるだけのアクビが出そうな総会が多いが、関係者の取り組みが新鮮だった。
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 香川の四国霊場で約百キロの遍路巡礼を行ったパラナ州の本庄ネルソン徹さん(73)が、「朝日新聞デジタル」9日付けで取り上げられた。同サイトの写真には、ブラジル国旗を前に万歳する本庄さんの姿が。5年前に死別した妻の慰霊のため、スペインで巡礼路の旅を開始したという。90年前に兵庫県から移住した祖父母は帰国することなく逝去、本人も30年前に一度訪日したきりだったとか。お遍路を通したルーツ探訪の旅にもなったよう。