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リオ州で雨の被害広がる=1人死亡、3千人が避難

ニッケイ新聞 2013年1月4日付け

 3日未明に大雨に襲われたリオ州では各地で被害が広がり、死者や行方不明者が出た他、3千人以上が避難と3日付各紙サイトが伝えた。
 最も被害が深刻なのはドゥッキ・デ・カシアスで、16時半現在、男性1人が死亡し家族5人を含む8人が行方不明、1千人が避難中。山間に近いシャレン地区では1月の平均降水量の58%が降り、カシアス市市長が非常事態を宣言した。
 アングラ・ドス・レイスでも洪水のため2千人が避難中で、3人が負傷と報告されている。海岸部のマンガラチバでも親戚宅や避難所に身を寄せる人々が出た他、山間部のテレゾポリスやペトロポリスでも、雨の被害が出ている。
 カブラル知事は13時にドゥッキ・デ・カシアスに寝具や衛生用品キット100組を送る事を発表。同市とアングラ・ドス・レイス、ノヴァ・フリブルゴには社会福祉の担当者らも派遣された。

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