ニッケイ新聞 2013年1月8日付け
聖南西教育研究会(福沢一興会長)主催の第19回聖南西林間学校が12月10〜12日、イビウーナ文化協会会館で行われた。聖南西地区の日本語学校7校から12〜15歳の79人の生徒が集まり、16〜17歳のアジュダンチ、教師を含めた110人が賑やかに3日間を過ごした。
初日午後のスポーツ活動では2日間にわたる班対抗ハンドボール大会が行われ、炎天下の下班が一体となり汗を流し、2日目以降はオリエンテーリングやキャンプファイアーなどが行われた。
期間中には協調性を養うための活動として日本昔話を題材とした劇の創作活動を行った。3日目に発表会を行い、全員が日本語でセリフを言い、日頃学習している日本語の発表の場ともなった。
また、この3日間の食事作りは班が交代で担当し、皿洗いや片付けも全て生徒達自身で行った。最終日の午後、寝泊りした部屋や食堂、トイレ、シャワー室など今回使用した場所を全員で清掃してから閉会式を行った。 ソロカーバ市から駆け付けた聖南西文化体育連盟教育部長の安田満氏は、挨拶で「林間学校はとても大事な行事。この3日間でできた多くの友達と長い付き合いをし、いつまでも思い出に残してほしい」と林間学校の重要性や意義を語りかけた。
最後に閉校式後全員が輪となってテーマソングを歌い、記念撮影を行なって幕を閉じた。