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メルカドンが80周年=花火やショーで華やかに

ニッケイ新聞 2013年1月22日付け

 サンパウロ市カンタレイラの市営市場〃メルカドン〃が25日に80周年を迎える19日付エスタード紙が報じた。
 モルタデーラのサンドイッシやバカリャウのパステルなどで知られ、サンパウロ市の台所を賄うメルカドンは、サンパウロ市の市政459年を祝うのと同じ日に80歳となるが、祝賀行事は24日夜9時から。
 24日から25日未明は花火やロックやサンバのショーが楽しめ、花を添えるのはサンバ学校X—9パウリスターナのメンバー。24日夜11時半に100キロのケーキを囲んでパラベンスを歌う。ランショネッテは午前2時まで営業する。25日は午前8時〜午後6時の営業で、ジャズやショーロの演奏がある。
 メルカドンは1933年、ラ米最大規模の市場としてスタート。写真家のアントニオ・アギラル氏が50年代から撮った作品80点も展示され、3千人の人出が見込まれている。
 メルカドンは市内で4番目に多い1日2万5千人が訪れる観光名所だ。毎日の来訪者の52%は観光客で、外国人も15%いるという。