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技術の国際見本市始まる=サンパウロ市キャンパス・パーティ

ニッケイ新聞 2013年1月30日付け

 サンパウロ市の恒例行事となった〃技術の国際見本市〃キャンパス・パーティが、28日から2月3日までアニェンビーで開催中だ。
 29日付エスタード紙などによれば、デジタル関連の技術や傾向に関する講演やワークショップが目白押し。参加を申し込んだ人は8千人に上るという。
 30日の目玉の一つはゲームメーカーAtariの創業者ノーラン・ブッシュネル氏の講演で、500時間に及ぶイベントは、ゲームやソフトの開発に関心がある人や新しく誕生した企業の経営者が、新開発製品やプロジェクトを紹介したり、人脈を作ったりするのにも絶好の機会だ。
 運営者達は零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)の協力も期待。開発者達の提案の中から前もって選ばれた200のプロジェクトは会期中に40に厳選され、市場関係者との間で商談が行われる予定だ。
 テントを持ち込み、寝食の間も惜しんで、コンピューターに向かう人も珍しくないが、随時社会ネットワークに入ったりする人達の集まりだけに世の中の出来事にも敏感で、南大河州サンタマリアでの大火災後、遺族や生存者への励ましのメッセージなども送られた。