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新鮮なちらし寿司
新鮮なちらし寿司

フォーリャ紙「最高の新日本食レストラン」『勘』

いよいよ「忍者グルメ隊」初出動だ! 日本の農水省は以前「スシポリス」を出動させて、海外に蔓延するニセ日本食に判定を下そうとしたが、ブラジルでは我々民間が勝手に出動だ。こっそり食べて判定を下すゾー。

最初の標的にふさわしい店を探すと、開店1年にも満たないのに早速フォーリャ紙で「最高の新日本食レストラン」と絶賛された日本食店「勘」が目に付いた。これこれ、怪しいゾ。ムフフ――。

地下鉄ブリガデイロ駅から徒歩3分の好立地。隠れ家のようにこぢんまりしていて、1階のカウンター席は7~8人座ると一杯だ。長年東京で寿司職人をしていた江頭ケイスケさんが、日系人の妻と店を切り盛り。渡伯後パライゾ区の新寿司で1年働き、オープンしたとか。

江頭さんの鮮やかな手さばきに見とれながら、カウンター越しに会話を楽しんでいると、気分はまるで日本の寿司屋。

お任せ握りができたのでパクリ。ネタは新鮮だし、醤油をつけるとほろりと崩れそうなシャリの握り具合もいい塩梅。しじみの味噌汁はうまみたっぷりでユズ風味――かと思ったら、なんとレモンで代替とか。ムムムと忍者アンテナがピクピク。でも美味しいからオッケー! その日の仕入れによって裏メニューもあるとか。昼食は他にチラシ寿司、刺身の盛り合わせがあり、味噌汁つきで45レアル。席数が少ないので予約がおススメ。

◆ 勘 (KAN)

【営業時間】午前11時半~午後2時、午後6時~午後10時、月曜定休
【住所】Rua Manoel da Nóbrega, 76, loja 12, Jardim Paulista
【電話】 11・3266・3819

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「忍者ぐるめ隊」欄は、本紙記者が市内レストラン等をこっそりと〃お忍び〃で訪れ、日本人の視点から味・接客対応・トイレの清潔度をチェックして、ばっさりコメントするコーナーです。評価欄は、手裏剣1つは「普通」、2つは「旨い」、3つは「最高」で、〃要注意〃には爆弾マークが付きます。(《註》なお、この欄はほぼ冗談です。お店の方、本気にしないで)